そうさのう

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かっこつけて売場面積を圧縮する以前に、伊勢丹新宿本店がやるべき改革は山ほどある。まずやるべきは古典的な集中レジシステムとそれが占める面積と導線の無駄、派遣店員と重複する大量のレジ要員の削減であろう。実際の販売はブランドの派遣店員がしているのに支払いと包装は遠くの集中レジへ行って正社員にやってもらわねばならず、時間とスペースの無駄、二重雇用の無駄が指摘される。正社員のいるレジへ行って先払いし、レシートを売場に持って行って商品を受け取るチャイナ方式を笑えないのでは・・・・。最近のデパ地下食品ではレジシステムのオンライン化が進み、派遣店員だけで精算と包装が済んでしまう合理的な方式が急速に普及しつつあるが、まさか伊勢丹さんはご存じないとも思えない。
 もうひとつ、売場の通路に仁王立ちになって周囲を威圧している黒服のおじさんやお兄さんをなんとかして欲しい。販売するでもなし何かを聞いても案内出来る訳でもなし、時として腕まで組んでいる姿を見ると、こいつら派遣店員と顧客を監視しているつもりなんだとムカついて来る。それも主通路の一等地端に立って通路巾を確実に狭めているのだから、混雑に疲れた顧客とすれば『退いた退いた!』と押しのけたくなる。この販売実務を負担しない黒服たち(所謂エリート総合職)の人件費が百貨店の法外な歩率要求をもたらしている一因である以上、三越並みに削減すべきは当然だ。

- 伊勢丹本店の自殺行為 | プロフェッサー小島健輔の言いたい放題(小島ファッションマーケティング代表)

他でも売っている商品を販売しても商品の差別化にはならない。また、コモディティであれば価格競争力が重要になってしまい、価格競争に巻き込まれれば企業体力を失ってしまう。ザッポスにはそれ以外の USP が必要だった。ゆえに「そこで買わなければいけない理由」が必要になる。ここ抜きで EC を始めてしまっては、売上拡大局面においていくら広告を打っても適正な CPA を維持することは難しくなる。

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