内閣府が7日に発表した2011年12月分の景気動向指数(CI、速報値、2005年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比で2.9ポイント下降し、2カ月ぶりの上昇となった。一方、先行指数では前月比0.6ポイント上昇し、2カ月連続の上昇。一致指数による景気の基調判断は従前に予想されたとおり、「上方への局面変化を示している」と上方修正を行った。一致指数の2.9ポイント上昇は1985年以降で過去2番目の高さとなる(最高値は消費税導入前の駆け込み需要が発生した1989年3月の3.6ポイント)。
一致指数を構成する11項目のうち、9項目がプラスに寄与。経済産業省の製造工業生産予測調査で前月比減となった11月から12月はプラスとの見通しが出されていたように、タイの洪水で生じたサプライチェーン障害からの回復効果が大きく、生産指数(鉱工業)や鉱工業生産財出荷指数の貢献度が高かった。
- 12月の景気動向指数、タイ洪水の影響から立ち直り、一致指数は過去2番目の上昇幅 | 市場・経済ニュース | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン