そうさのう

RSS

ホントの焦点は「個別構築はあかんならクラウドだという単純バカな理屈をどこまで練り込んでいるのか」です。個別システムの作り込みからクラウドサービスの提供への職務を行える人材を作るとのことですが、クラウドを活用して受託開発で成長するんです人月はそのままで的転換だったら、絶対失敗するでしょう。受託開発のPDCAサイクルのスピードを高速にしてクラウドサービスに対抗するのは戦略としてはアリですが、今までよりもディープに顧客の要望を聞き出してそれをソフトウェア上に設計して実装できる人材でなければ破綻します。要望からシステム機能まで瞬時にドリルダウンできないと、スピードは上がらない。今までそのスピードを必要としなかったビジネスで生きてきたSEを、再教育したからといってジョブチェンジできるとは、私には思えません。クラウドって言いたいだけなんじゃないのと揶揄されるレベルでは話にならない。

富士通グループぐらいの大きな会社さんなら、様々なビジネス課題を解決できるソリューションを多数お持ちのはず。それらを人月でヒョウタンツギにしていたパッケージやソリューションを解体して、OSSベースで焼き直してWebで複数のビジネス課題を解決できる運用を含めた新サービスを作るという方向のほうが面白いと思うんですが。職務転換の前にビジネスモデルの転換が先じゃねっていう気がすごくするんですが、3万人抱えていると抜本的な改革は難しいですよね。余剰SEの真因が人月単価への依存だとすれば、ね。

- 富士通の3万人SE職務転換大作戦は成功するのか? - GoTheDistance